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5月に入りいよいよお田植シーズン突入です。
今年も、小澤さんの協力のもと、コシヒカリを植え付けて行きます。
昨年のおさらいになりますが、「コシヒカリ」ってどんなお米なのか分からない方に簡単なご説明です。
コシヒカリは、日本で一番多く栽培されている品種で、あまり知られておりませんが漢字で"越光"と書きます。越光の"越"は、昔の越国(こしのくに)の越からきていると言われています。越国とは、日本の北陸地方の勢力圏のことを意味しており、7世紀末には、今でもよく知られている越前・越中・越後に分割されました。
現在では、福井県・石川県・富山県・新潟県・山形県の一部が、越国のエリアとなり、これがコシヒカリの名前の由来となります。 コシヒカリの誕生はまだ新しく、1944年の新潟県農事試験場の農林22号と農林1号の交配が起源であると伝えられ、その後、福井県にある福井農事改良実験所で研究が行われました。そして1956年に福井県で品種登録が行われ、農林100号という番号がつきました。
この農林100号こそが、コシヒカリなのです。その後、コシヒカリはたくさんの品種と掛け合わされ、現在のあきたこまち、ひとめぼれ、ヒノヒカリなどの美味しいお米が誕生しました。
◆コシヒカリを中心とした品種系統図です


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