炊飯・加工米飯の流れと情報管理
炊飯工程における品質管理
米飯・加工工程では徹底した衛生管理体制と設備を整え、常にクリーンな環境で安全な製品作りを行っております。
徹底した衛生管理でクリーンな炊飯センター
入室する際は独自のマニュアルに沿って入室します。身だしなみや健康状態の確認やエアーシャワーを通過し、厳しい衛生管理体制のもと、クリーンな環境を維持しています。また、管理者は外部の衛生講習を受けたり、社内でも衛生講習会を実施するなどして社員一人一人の衛生管理の意識や知識の平準化と向上に努めています。
金属検出器による製品の異物混入チェック
出荷前の製品に対して金属・異物の混入検査を行います。検査は午前・午後稼動時の計2回行い正常動作を確認します。最小のテストピースは直径3.5mmの金属を使用しています
釜、配送容器の洗浄・管理
・最新鋭の洗浄器がそれぞれ配送容器と釜用の2ラインを稼動
・洗浄した容器はクリーンな専用保管庫に保管
・専用の包装ビニールを使い、異物混入や品質劣化を防止
・出荷する製品には専用の和紙を使用し蒸気による水滴及び乾燥の防止
最新鋭の自動炊飯設備により高品質で安定した製造を実現
白飯、酢飯のダブル炊飯ラインは、各ライン制御パネルによる自動化システムで管理され、一釜一釜丁寧に炊き上げ、蒸らしや釜上げ、冷却など全ての炊飯工程を1ラインで完結します。
最新の巾広炊飯鍋による炊飯米の品質向上
① 外蓋式・吹きこぼれ防止構造
外蓋式の採用により釜の縁に異物が引っかかることがありませんので、異物混入を防止します。また吹きこぼれ防止構造によりバーナーの目詰まりも防止します。
② 薄い積層厚
従来鍋と比べ積層厚が薄い構造になっており、熱の伝わりと対流の向上により均一に炊き上げます。